出版社:南山堂
倉井華子・冲中敬二・伊東直哉・中屋雄一郎・編
2025年5月1日 ISBN:9784525422110
がん患者を感染症から守ろう! がん患者は,化学療法による免疫不全,手術による解剖学的構造の変化,そして様々なデバイスの使用などにより,感染症を発症することが多い.また,がん患者の感染症は,健常人が罹患するのとは異なり,がんの治療や予後に大きな影響を及ぼす.したがって,感染症のコントロールは,がん診療において非常に重要である. 本書は,がん患者の感染症診療を体系立てたマニュアルとして,エビデンスに基づいて記載しており,また,長年,がん感染症診療に携わっている著者の豊富な経験から導き出された診療エッセンスが随所に輝いている.がんの診療に携わるすべての人に役立つ書籍である. 9784525422110
第1章 感染症診療のロジック
第2章 場面ごとの感染症診療のポイント
第3章 特殊な微生物
第4章 非感染性の発熱
第5章 腫瘍のある臓器・部位別の感染症診療のポイント
第6章 抗菌薬の投与方法