出版社:南山堂
肝臓内視鏡外科研究会・監・若林剛・本田五郎・新木健一郎・編
2025年7月1日 ISBN:9784525313715
「ロボット支援下肝切除術」は,2022年度に保険診療として施行可能となり,導入する施設数も年々増えている.このような中,安全な普及と手術手技の標準化を目指すべく,最新情報を提供するために本書は企画された.第1部では,ロボット支援下手術の適応や基本手技・手術手技について,第2部では,大きな進歩がみられたICG蛍光ナビゲーション技術について,いずれも数多くのカラー図や動画(QRコード)を用いて解説した.そのほかにも,ロボット肝切除についてハイボリュームセンターへのアンケート調査結果やエキスパートによる座談会,ICG蛍光法のPros&Cons企画を掲載するなど,盛り沢山な内容となっている. 9784525313715
第1部 ロボット支援下手術
第I章 適応と基本手技
1 手術適応
2 ロボット支援下肝切除導入に向けての準備
3 手術室の術前準備
4 体位とポート留置
5 ロボット支援手術に用いる器具と基本操作
6 術中偶発症とその対策
7 ロボット時代の肝臓外科医の教育
第II章 術式別の手術手技
1 S2およびS3部分切除
2 S6およびS7部分切除
3 S8部分切除
4 左肝切除
5 右肝切除
6 後区域切除
7 シングルポートロボットを用いた肝切除
第III章 座談会:ロボット支援下肝切除術の強みと弱点
第2部 ICGナビゲーション
第I章 ICGの基礎
1 ICG蛍光法の基本原理
2 ICG蛍光ナビゲーションの歴史
3 ICG蛍光法の装置
第II章 ICGの実際
1 ICG蛍光法による腫瘍同定
2 ICG蛍光法と陽性染色法を用いた腹腔鏡下系統的肝切除
3 ICG蛍光法による陰性染色法/肝区域の同定
4 ICG蛍光法による術中胆管評価・胆汁瘻の同定
5 ICG蛍光法(Fireflyモード)を利用したロボット支援下肝切除
第III章 ICG肝切除の問題点:Pros&Cons
A フレキシブルスコープは不要である,硬性鏡は頭側領域に使いにくい
B ICG染色境界はintersegmental planeと一致する
C 深部の腫瘍でも同定できる
D カメラの蛍光強度の閾値を変えても蛍光境界は変わらない
E カメラと組織の距離を変えても蛍光境界は変わらない
F ICGを希釈して投与すれば,くり返し蛍光範囲を同定できる
G 肝切除にICGは必須か






